大坂なおみ選手の記者会見での日本語がかわいい!お母さまの実家はすごいって本当?

出典:https://twitter.com/Naomi_Osaka_

2018年の全米オープンで優勝した大坂なおみさん。おしゃれなこんな姿もすてきですが、インタビューや記者会見での日本語がとってもかわいいですよね。

そんな大坂なおみさんのインタビューや記者会見の言葉をご紹介します。

そして大坂なおみさんのお母さまのご実家がすごいのです。きれいなお庭の邸宅なのですが、目元が大坂なおみさんの似ているお祖父さまもいらっしゃいます。そのおじいさまもまたすごい方なので、どんな方が紹介します。

大坂なおみ選手の記者会見での日本語がかわいい!

あなたの心がキュッとなった大坂なおみ選手の言葉は何だったでしょうか。

まずは、かわいい、っていうより、その人柄がわかる言葉からご紹介しますね。

2018年の全米オープンで優勝したときの挨拶です。

この大会の決勝では、対戦相手セリーナ・ウィリアムズ選手で、審判を巡ってのセリーナ・ウィリアムズ選手の怒りや観客のブーイングがあり、異常な雰囲気のなかでの試合と表彰式になりました。

そのブーイングがまだ渦巻くようななかで、表彰台でインタビューされたとき、子供時代の英雄(セリーナ)との試合の感想を聞かれて、大坂なおみ選手は「ごめんなさい。質問とは違うけど」と言って、こう続けたのです。

「みんながセリーナ選手を応援していることは知っています。こんな結末になってごめんなさい。試合を見てくれてありがとうと言いたいです。」

”Asked how she found playing against her childhood hero, Osaka replied: “I’m going to differ from your question, I’m sorry.”

“I know that everyone was cheering for (Williams) and I’m sorry it had to end like this. I want to say thank you for watching the match.”

なんかこんなに素直に気遣いの言葉を言えるなんて、もうびっくり。アメリカの人って謝るってあまりしないような印象なので、この気遣いの素直な言葉に、わたしは、キューーっとなりました。そして、日本人のDNAをそこに感じてしまいます。

では、インタビューや記者会見での大坂なおみ選手の言葉を紹介します。

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全米オープン準々決勝で勝利後の日本語でのインタビュー
「日本のみなさんに、次に向かってがんばるって気持ちをお伝えください。」
なおみ選手「えぇー。次の試合がんばります。ありがとうございます。おやすみぃー。ふふ。おはようございます。」

↑これで「おやすみぃー」とか言わせないインタビュアーが増えたくらいかわいいんですよね。
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全米オープン準決勝の勝利直後、コート上での松岡修造さんのインタビュー
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修造   「どんな思いですか」
なおみ選手「すごく疲れた。疲れた。」
修造   「どうして?」
なおみ選手「なんかすごく、なんか、走った。」

↑どうして疲れたのって訊かれて「走った」からというのは合っているんですよね。考えてみると、疲れたっていう選手に「どうして?」って聞く方がちょっとおかしいって思いませんか?さすが修造さん!
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修造さんに決勝への気持ちを聴かれて
なおみ選手「あー、今日のシア 試合は、すごくがんばりました。
と、次の試合は、がんばります。
おやすみぃーー。」

↑「わたしがんまりました(ほめてね)」って感じで、ちっちゃい子みたいでかわいい。

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優勝翌日のテレビのインタビューで、ずっと通訳を通して、英語で答えていたのに日本語の話題になって、

MC「日本でも、大坂選手が日本語上手になって、日本語がかわいいって評判なんですよ。日本語上達しているなぁって実感ございます?」
なおみ選手「うーーん あんまり上手じゃない。」

MC「最近覚えた日本語なんてございますか」
なおみ選手「うん いけん(意見)」

「日本のファンにメッセージを、ちなみにこちら夜です。」
「応援ありがとうございます。サンキュー」

「残念、おやすみでなかった」
「あ、ごめんなさい。 おやすみぃーー」

↑もう無理に「おやすみぃー」って言わせたいMCに、ちゃんと答えてやっています。しかも「ごめんなさい」とまで言っているので、とってもいい人柄で、気遣いもできて、相手の言いたいことも理解できているのですね。りっぱです。

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全米オープン優勝翌日テレビの女性のインタビュー
「改めてお気持ちをお聞かせいただきますか」
「いまは、ふふ、へへ、なんか眠い」

↑どう感じているのか、その自分を素直に見て素直に言葉にしている、その素直さがキュートです。
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女性「憧れのセレーナ・ウィリアムズ選手を破って優勝した気持ち、改めていかがですか?」
なおみ選手「(少し英語で実感がないと言ってから日本語で)そういう気持ちは、あんまり、なんか考えてない。」
女性「それはどうしてですか。」
なおみ選手「うーーん、まだわかんない。」

↑ここもとっても自分を素直に言っているだけなんですよね。気遣いしているなおみ選手とただあるがままの(天然の)なおみ選手との混在もまた魅力ですよね。
・・・
試合で自分をコントロールすることの難しさの話題になり
女性「簡単ではなかったですよね。そー、自分の気持ちを落ち着けたりするのは。」
なおみ選手「うーーん、それはちょっと難しかった。」

↑ここも感じたままを話せる。ある意味とっても無防備が感じすらします。だから守りたくなっちゃうのかなぁ。
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テレビの取材に受けての根室のお祖父様からの言葉を受けて
なおみ選手「なんか、ほんとにありがとうございます。」

↑笑顔がみえるような感じです。
・・・
自分へのご褒美として、食べたいのは
「抹茶アイス あと カツカレー」

↑有名になりましたね。でもメーカー名なんかださないようにしているような気もして、そうだとしたらすごいです。
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「日本のファンのみなさんにメッセージをいただけますか」
「なんか応援ありがとうございます。」

↑「なんか」って、なんかいいです。
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その他

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「“なおみ”よりも“なおみちゃん”と呼ばれたいと語っていたが、どう呼ばれたいですか?」
「うん、なおみちゃんがいい」

↑甘えるような、ほんとにちっちゃい子みたいな言い方でした。
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全米オープン優勝を祝し、会場に拍手が促されると「ちょっと恥ずかしい」と日本語で照れ笑い。

↑こう感じる人は多いとも思うのですが、それを言葉にすっとできるっていうのは、とてもピュアな感じがします。

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言葉のはじめに、日本語を考えているのか、「なんか」っていうのが少し口癖のようになっていて、それがとてもかわいいですね。

予想もしないような返答が帰ってくるのも、とても素直で、ちょっと幼さとピュアな感じでなんとも言えずキュートです。

そんな大坂なおみ選手のお母さまのご実家、日本人としてのDNAのつながりがきっとあるのですよね。

お母さまの実家はすごいって本当?

大坂なおみ選手のお母さまは日本人で、お父さまはハイチ出身のアメリカ人です。

お父さまのレオナルド・サン・フランソワさんは、ニューヨークの大学を卒業後に札幌の英語の学校に講師としてきて、そこで大坂環(たまき)さんと知り合って、交際が始まったようです。

そして、駆け落ち同然のように二人で大阪に移り住み、姉のまりさんとなおみさんが生まれます。それで、日本国籍で名前も大坂なおみさんとなったのです。さらに、大坂なおみさんが3歳のとき、お父さまがいたことがあるニューヨークに移住します。

インタビューでも、お母さまへの感謝の気持ちをお話していますし、時々する頭を下げる挨拶や何より日本人らしい人への気遣いは、きっとお母さまから教えられたり、学んだりしたものなのでしょう。

そのお母さまの実家は、根室市にあり、お父さま(なおみ選手のお祖父さま)は大坂鉄夫さんという方です。全米オープンで優勝したときにマスメディアの取材を受けて広く知られるようになりました。

その時の画像がこちらです。

自宅の門での撮影ですが、後ろには、とても手入れの行き届いた庭が見え、別の映像では玄関に続くタイル張りも見えて、大きく立派な邸宅に見えます。

大坂鉄夫さんは、根室漁業協同組合の組合長をされています。漁業協同組合の仕事は、「操業指導」「販売事業」「購買事業」「信用事業」「共済事業」などがあるということなので、組合長として、陳情活動なども行い、多くの人と関わりながら、物品や金銭などを管理していく大変なお仕事だと思います。

数年前「「ロシア2百カイリ内流し網漁禁止法案」が話題になったとき、地元の新聞(北海道新聞根室地域版)にこんな記事がありました。

会合には根室市としない4漁協、根室水産協会など14団体が出席し、関係者以外シャットアウトして行われた。終了後、根室漁協の大坂鉄夫組合長は「ロシア200カイリ内の流し網漁が禁止されれば大変なことになる。新聞を通して情報を得るしかなく、詳しい状況が分からず困っている」と厳しい表情を見せた。

これを読むと、根室の漁協としての私たちからはなかなか見えない困難さがあり、それに正面から向き合って重責を務めているのだろうなと感じられます。

きっとそんなおじいちゃんがいて、そこでその背中をみて育った大坂なおみ選手のお母さま大坂環さんがいて、こうして大坂なおみさんがいるのですね。

まとめ

テニスの全米オープン(2018年)で優勝した大坂なおみさん。その記者会見やインタビューでの日本語のかわいい言葉を紹介しました。

文字だけではなかなか伝わらない声や間や舌足らずな感じもそのかわいさの部分ですが、そのかわいさは次のような魅力があるように感じました。

  • 人に心遣いをしているやさしさがあふれている
  • 普通のインタビューでは帰ってこないような意外な答えがかわいい
  • それは天然という感じもするけれど、とっても純粋な心を感じて、聞くほうもキューっとしてしまう

また、大坂なおみ選手のお母さまの実家がすごいってこともわかりました。

  • 祖父が根室漁業協同組合組合長の大坂鉄夫さん
  • 大きな邸宅で剪定された庭木がきれいな庭がテレビにも写っていた
  • 漁業協同組合の仕事は広範囲で、大坂鉄夫さんが根室の漁業の課題解決や未来に向けて活躍されていることも垣間見られた
  • そんなおじい様の孫の大坂なおみ選手に、その日本人としてのDNAが感じられるような気がした

最後に話題にもなったインタビューを載せます。セリーナ・ウィリアムズ選手への憧れの気持ちがわかります。

この後、お母さまへの「I love you.」があって、続けて下の場面になります。

日本語じゃなくてもほんとにキュート!!

セリーナ・ウィリアムズ選手への愛が溢れていて、見たら幸せになっちゃいますよ。

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